ブックタイトル2021かごしま市民のひろば1月号
- ページ
- 3/24
このページは 2021かごしま市民のひろば1月号 の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 2021かごしま市民のひろば1月号 の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
2021かごしま市民のひろば1月号
2021年(令和3年)1月号新春特集3かごしま市民のひろばまずは新型コロナ対策と子育て支援サポーター 100のマニフェストにびっ くりしましたが、まず力を入れて 取り組みたいことは何でしょうか。市 長 新型コロナ対策は最優先の 大きな課題。しっかり取り組みます。 そして、子育て支援。特に待機児童の解消ですね。子育て中のお母さん、お父さんには当然大事ですし、 鹿児島に帰りたいという人の後押しになるポイントだとも思います。人口減少に少しでも歯止めをかけることにもつながります。 テレワークなどで働く人が住む場所を選べる時代がやってくるので、「選ばれる鹿児島市」を作るため、子育て支援の充実に力を入れていきたいです。若者に「選ばれる」まちにサポーター では、若い人が働きたい、戻ってきたいと思ってもらうにはどうすればいいでしょうか。市 長 オンリーワンの技術を持つ企業が結構あります。待遇もいいのに知られていない。情報発信が求められています。また、給料などの待遇面 以外の部分で、通勤の楽さとか、食事のおいしさとか、大きな魅力があることも。でも、所得は上げていかないと、と思います。わくわくする鹿児島市をつくっていきましょう市民のひろば編集サポーターが下鶴市長にインタビュー松下さん岡元さん中村さん※感染症対策を行い実施しました私たちが聞きましたこれからの産業振興、2本の柱サポーター 注目している産業、事業分野はありますか。市 長 観光とICT(情報通信技術)の2つですね。 桜島、錦江湾、豊かな食をはじめとする、鹿児島にしかないもの。これをめがけて、国外からも多くのお客さんに来てもらい、お金を使ってもらう。そういう観光が1つの柱になると思っています。 もう一つはICT。東京や大阪など、大消費地へ物を作って運ぶには、運賃などで不利です。データであれば、究極的に言えば運賃がゼロなので、世界中を相手にできます。今こそ発信! 物と情報は動かせるサポーター 鹿児島市の魅力を発信していくためのアイデアはありますか。市 長 1つ目は、インター ネット動画などでの情報発 信です。新型コロナ終息後 に、外国人観光客などに対 して、鹿児島市に行ってみ たいという熱量をどれだけ 上げられるか、これが向こ う1年の勝負。人は動けな いですが、物と情報は動か せる。市の特産品を売った り、情報発信したりするこ とで、大きく地域差がつく と思います。 2つ目は、県外就職率が 高い鹿児島ですが、それは 裏を返せば、東京や大阪な どにたくさんセールスマン がいるということです。県 出身の人たちを通じたPR などにも、さらに力を入れ ていきたいですね。【市長プロフィール】1980年 谷山の自動車工場の長男として生まれる 一生懸命働く父の姿に「現場で頑張っている人が報われる 世の中にしたい」と政治家への道を決意 和田小学校、ラ・サール中学校、ラ・サール高校、 東京大学法学部卒業2004年 IT系コンサルティング会社で大手企業の企業改革に従事 「ITを活用して便利な社会をつくる」ことを経験2011年 31歳で県議会議員初当選(2020年まで3期) 超党派の勉強会「全国青年都道府県議会議員の会」で会長を務めた実はこれが大好きなんですサポーター 市長が好きな食べ物を教えてください。市 長 私はよく「だいやめ」をするので、焼酎に合うものを好んで食べます。県外からお客さんが来たときは、鳥刺しとキビナゴの刺身を振る舞います。さつま揚げも好きですね。 あと、自分で作るぐらい甘いものも大好きです。 今は時間がなくてできないですが、ベルギーワッフルを作ったときは、大変でした。バターを練り込んだり、発酵させたり。でも、私が作ったものを食べさせられた人は、もう作るなと言うかも(笑)。子どもと過ごす大切な時間サポーター 休日はどのように過ごされていますか。市 長 子どもの誕生前は本を読むことが 多かったのですが、今はもう真っ先に子 どもと遊びます。一緒に積み木をしたり、 絵本を読んだり、滑り台で遊ぶのを見守ったり。 旅行も好きです。旅先では、鹿児島に持って帰れるアイデアや参考になるものを探してしまいます。みんなでわくわくできる場をサポーター スポーツ観戦などもお好きだと聞いていますが。市 長 スポーツ観戦ってエンターテインメントなんですよね。飲み食いしながら楽しめるお祭りみたいな。海外に行ったときは、必ずスポーツを見るようにしています。 例えば、ルールはよく分からないけど、なんか楽しいからきた、ご飯を食べにきたとか、そこまで行くのが理想ですね。若い人も高齢の人も含めて、お祭りの場、みんながわくわくする場を、鹿児島市にもつくっていきたいと思っています。