ブックタイトル2020かごしま市民のひろば9月号

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2020かごしま市民のひろば9月号

2020年(令和2年)9月号特集3かごしま市民のひろば実は身近なSDGs企業ではこんな取り組みも「そらのまちほいくえん」SDGsは国際社会全体で取り組む共通目標です。みんなでできることから取り組んでいきましょう!市民と   ともにさらに強化していきます 本市の新型コロナウイルス感染症対策 残暑厳しい中、多くの市民の皆さんがマスクを着用されているなど、日常生活の中でしっかりと「新しい生活様式」を実践し、新型コロナウイルスの感染予防に努力されていることに心から感謝申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の影響は長期化し、完全な終息は未だ見通せない状況です。そのような中、本市においては、市民の皆さん、そして事業者や医療関係者の皆さん方が一緒になって、全市的な感染防止の機運を高めてくださっております。これを大きな糧として、さらなる感染拡大の防止と社会経済活動の両立に向けて全力で取り組んでいるところです。 このたびの9月議会に当たっては、市民生活と事業活動への支援をより強力に実施していくため、総額約26億円の対策経費を補正予算に盛り込みました。 高齢者の福祉施設、学校や保育所などにおける感染防止の充実とともに、子育て世帯への応援給付金や育児応援金を本市独自に新設することによる、子育て中の皆さんの負担感の軽減を図ってまいります。また、経済の力強い回復に向けて、地場産品の販路拡大や観光産業における新たな取り組みへの支援などにも努めてまいります。 今後も、市民の皆さんの命と健康を守り、市民生活や地域経済を支援していくため、本市の実情に応じた対策をスピード感をもって着実に実行してまいります。 金融機関やIT関連企業など、さまざまな企業でSDGsに関する取り組みが行われており、鹿児島でもSDGsの推進に向けた機運が高まっています。 私たちの身近なところでもできることがあります。例えば、マイバッグやマイボトルを使用する、家事の分担を見直すといった、普段から何気なく行っていることが、実はSDGsに結び付いています。小さなことでも、一人一人ができることを継続して行っていくことが大切です。柳元 副園長政策企画課飯田 主任永岩 園長 天文館のテンパーク通りの一角にある保育園「そらのまちほいくえん」(東千石町)。子育て世代の往来が増え、街の活性化につながるように、総菜店を併設しているのが特徴です。 SDGs達成のための企業や団体などの優れた取り組みを紹介する「第3回ジャパンSDGsアワード」において、SDGsパートナーシップ賞(特別賞)を受賞しました。■「月1回のごみ拾い」がSDGsのスタート 子どもたちの「あ、ごみが落ちてるね!拾おう」の声から始まった町内のごみ拾い活動。ごみを拾うことで子どもたちは地域への愛着が湧き、その姿を見た大人はごみを捨てないという意識が向上し、きれいで住み続けられるまちづくりにつながります。ごみを集める袋は、不要な紙を折って作り、プラスチックごみを出さない工夫もされています。■「自分たちで作り、残さず食べる」もSDGs 自分たちが食べるものをみんなで協力して作る調理実習。地元産の食材を使えば輸送が少なく、旬のものであれば温室栽培と比べて、エネルギーを抑えることにつながります。正しい作り方を学んで残さず食べることで、フードロスも削減することができます。  子どもにとっても大人にとっても、SDGsは良い指針 「そらのまちほいくえん」は、街を活性化する起点となることを目指して、天文館で開園しました。人とのつながりが豊富な天文館で、子どもたちは街に愛着を持って成長しています。街中に保育園があることで、人の往来も増えて地域に活気が生まれ、子どもたちを通じた持続可能なまちづくりが実現できています。 SDGsに取り組むのは、社会が持続していくことが子どもたちの一生の幸せにつながるとの考えからです。取り組んでいるといっても、特別なことをしているわけではありません。普段から保育園でやっていることをSDGsに結び付けて、意味を明確にするようにしています。SDGsという指針を活用して、子どもたちも保育士も学びながら、一緒に成長しています。 これからもたくさんの人たちと協力しながら、SDGsの活動を進めていきたいです。子どもたちができることはさまざまなことに応用できると思うので、活動が子どもたちから大人へ広がれば良いなと思います。関連する目標関連する目標