ブックタイトル2020かごしま市民のひろば6月号

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2020かごしま市民のひろば6月号

2020年(令和2年)6月号6特集かごしま市民のひろばあなたとわくわく マグマシティ 鹿児島市民の4人のうち3人が、自分の住むまちに愛着を持っています。4大都市圏(首都圏、関西圏、名古屋圏、福岡都市圏)と比べて最も高い割合です。 これは、今年2月、本市と4大都市圏の計2000人を対象に行ったアンケートの結果です。そこから見えてきたのは、本市が自分のまちを想う人であふれる活力あるまちだということ。 鹿児島ならではの魅力を集めて生まれたシンボルマーク「マグマシティ」に込められた思いをひも解いていきます。【広報戦略室?803-9547D216-1134】「満たされるまち、かごしま」 東京在住の福島雅枝さんは、昨年、鹿児島を第二のふるさとにする講座「かごコトアカデミー」に参加。本市を学び、訪れ、人と出会う中で、自分なりのまちとの関わり方を考えました。 「募集チラシのマグマシティを見て、私の心のマグマが動いた」と笑顔で語った彼女に、その後の思いを伺いました。―― 講座で鹿児島の人やまちと関わった印象は? 鹿児島の人そのものに対して興味が湧きました。出会った人それぞれが日常的に、「自分のまちがこうなったらおもしろい」と夢を持っていることに刺激を受け、自然と自分もこのまちで何かやってみたい、深く関わりたいという熱い気持ちが生まれました。 何か一歩を踏み出したいと思ったとき、親身になり協力してくれる人の温かさに触れ、懐の深いまちだなと思いました。―― 福島さんにとって鹿児島ってどんな場所? すり減ったものを満たしてくれるふとした瞬間に行きたいと思える大切な場所になりました。 自分なりの関わり方として、東京と鹿児島の両方で、鹿児島をテーマにしたバーイベントの開催を考えています。また、鹿児島に行ける日を待ち遠しく思っています。再び交流できる未来に向けて 本当のふるさとでなくても、福島さんのように鹿児島のことを思ってくれる人がいます。 再会の日は、市内外で鹿児島に思いを持つ人が集い楽しめる日となるはず。わくわくする未来が待っています。内にも外にも温かい 鹿児島市民 まちへの愛着に加え、同調査でさらに特徴的だったのは外の人を受け入れる風土です。鹿児島市民の38%が「外からの訪問者・観光客をもてなしたい」と思っており、 これは4大都市圏平均の1・8倍です。 自分のまちに愛着を持ちながら、外の人をもてなす内にも外にも温かい気質は大きな魅力の一つです。人・まちの〝熱量?が生んだプロモーションの合言葉「マグマシティ」 おととし、各種調査やワークショップの意見を基に本市の特性を探りました。 そこから見えてきたのは「食、温泉、歴史、自然、人の温もり」といった本市ならではの魅力。とりわけ、「桜島」からもらうエネルギーや人々の温もり・情熱は、多くの人が心のどこかで感じていたものでした。 共通していたのは、人・まちの〝熱量?。これを桜島と重ね合わせて「マグマシティ」のフレーズが誕生しました。人と人が紡ぐ力がマグマシティをつくる 「あなたとわくわく マグマシティ」。この言葉は、「こんなまちでありたい」という願いを込めた本市のブランドメッセージであり、これを視覚化したものが、上にある本市のシンボルマークです。 桜島を形作る赤い糸は鹿児島市民、青い糸は外の人々を表しています。市民がおもてなしの心で、本市を訪れた人と交流する中で、わくわくする未来を紡いでいこう、そんな願いが込められています。昨年4月に誕生したシンボルマーク「マグマシティ」。今回の調査で認知度は約7割でしたオンラインで取材しました鹿児島市(4大都市圏平均 67.2%)75.8%福岡都市圏関西圏首都圏名古屋圏5560657075鹿児島市は、東京出身の自分が帰れる新しい場所“ソウルシティ”と話す、福島さん自分のまちに愛着を持つ人の割合そうだったのか!