ブックタイトル2020かごしま市民のひろば5月号
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2020かごしま市民のひろば5月号
2020年(令和2年)5月号4特集かごしま市民のひろばまち想い、 いま 鹿児島の人は、まちへの愛着・誇りが高く、また、コミュニティの絆や助け合いの精神も強いといった特徴があることを、さまざまな調査結果が示しています。 まちを想う心は、より良いまちの雰囲気をつくり、直面するさまざまな問題を越えていく力を生み出す源です。【広報戦略室?803-9547D216-1134】PプレイLAY Cシ ティITY! Dデ イズAYS?おもう、つながる、たのしむ? 「PLAY CITY! DAYS(略称:PCD)」は、昨年度、「まちを想い、楽しむ」をコンセプトに実施したワークショップです。 130人のメンバーが、お気に入りの場所などを、より居心地の良い場所にするため、17のチームに分かれ、まちを楽しむ企画を実践しました。〝古き良き新しきまち?名山町を想う 17企画の1つ「名山まちあるきマップ」は、名山町に住む門間ゆきのさんの発案。企画に込めた想いを伺いました。||「名山まちあるきマップ」 を作ろうと思ったきっかけは? 昔ながらの雰囲気と、若者が作る新しい雰囲気が共存するこの町が好きなんです。人の温かさ、古き良き景観など、この魅力を少しでも多くの人に知ってほしいと思っていました。 共感を得たメンバー8人で、名山町の皆さんに取材を重ね、マップ(バージョン0)を完成させました。|| PCDに参加してみて、いかがでしたか? 長期間の活動でしたが、無理なく楽しむ気持ちを大切にしたことが、みんなの主体的な活動に強く結びついたと感じています。 思いつきを形にしたり、人との関係を築いたり、新しく何かを生み出すことができたのは「楽しむ」というコンセプトがあったからこそだと思います。|| 活動を通してどのような変化がありましたか? 町外のメンバーは、名山町のことを「自分のまちのように感じる」ほど、愛着を持ってくれました。 自分自身も、一人では成し遂げられないアイデアを、仲間と一緒に「マップ」というひとつの形に作り上げられたことは、自信につながりました。 何より、まちの人の喜ぶ顔を直接見ることができ、一層、名山町を想う気持ちが深まりました。新型コロナに負けない 門間さんが結成した「名山まちあるき隊」は、新型コロナウイルス感染症対策の外出自粛で打撃を受けた飲食店を見て、新たな企画を打ち出しました。 先月17日、テイクアウトを勧めるスタンプラリー型の地域応援企画「おうち de 名山」をスタート。 マップ作成のときの取材で深まった人とのつながりが、企画実施の後押しとなったそうです。 今、鹿児島市内の各地域で、この厳しい状況を何とかしようとする取り組みが進んでいます。まちを想う心が作る未来 PCDは、まちを想う気持ちを互いに共有し、人と人のつながりが生み出す力によって、未来を紡いでいこうとするシティプロモーションの取り組みの一つです。 市内各地で、同じ想いを持つ人たちによって、これからの暮らしを、より良いものにしていく取り組みが生まれ、広まってほしい、それがこの「PLAY CITY! DAYS」に込めた願いです。 天文館で子どもから大人までつながれるディスコイベントを開催。特大ミラーボールは近隣保育園の子どもたちと制作しました。 地域の皆さんと作り上げたイベントで、天文館に特別なにぎわいが生まれました。 「市内で過ごす24時間、心が動いた瞬間にシャッターを切る」。 少し立ち止まって、何げなく過ごしているこのまちの朝昼夜の魅力に触れてみようという企画。 市内のカフェなどで写真展を開催しました。こんな企画もありました12月 キラキラ★天文館1月 鹿児島市24時間写真展チラシはこちら?名山の路地の中にある日用品店のえっちゃんはいつも温かく迎えてくれる▲夜遅くまで分担して記事を書き上げました▼名山の人や暮らしを紹介するマップは今も更新中PLAY CITY! DAYS門間 ゆきの さん