ブックタイトル2020かごしま市民のひろば1月号

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概要

2020かごしま市民のひろば1月号

2020年(令和2年)1月号2新春対談かごしま市民のひろば市 長 このたびは、「鹿児島市ふるさと大使」をお受けいただきありがとうございました(昨年11月20日に委嘱)。市制施行130周年という大きな節目の年に、デビュー20周年を迎えるAIさんにふるさと大使をお願いできたのは、とても良いタイミングでした。AIさん 引き受けさせていただいて、とにかくうれしいです。「鹿児島」と聞いただけで「よし、きた!」と思うし、海外の友人にも「ぜひ行ってみて。」とよく言っています。これを機会に、大好きな鹿児島をさらに堂々とアピールできるのがとってもうれしい。市 長 いよいよ今年は、待望の東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、その熱気と感動の余韻冷めやらぬ中、本市ではかごしま国体・かごしま大会の開催を迎えます。鹿児島のまちがスポーツで熱く盛り上がるこの一年、AIさんにも鹿児島をさらに発信していただきたいと思います。AIさん 鹿児島での国体の開催は、48年ぶりなんですよね。ふるさと大使、頑張ります!市 長 頼もしいですね!「鹿児島は安心する場所」市 長 AIさんは、若い世代の人たちを中心に幅広い層に大人気ですが、地元鹿児島では鹿児島マラソンの大会オフィシャルソング(第1?3回)などを通して、多くの市民の皆さんが親しみを持っています。愛あい嬌きょうたっぷりの笑顔とその変わらない鹿児島弁のイントネーションがいいですね。AIさん なかなか抜け切らなくて(笑)。仲良くなるきっかけにもなるのはいいですね。タクシーの運転手さんに「鹿児島ですか?」と尋ねると、「ですですー。」と返事が来たりして(笑)。急に話が弾んだりします。何かほっとしますね。市 長 高校時代を海外で過ごされ、また、歌手になられてからは国内外でご活躍中ですが、AIさんの心に鹿児島が温かく息づいているのを感じますね。AIさん やっぱり安心するんです。子どもが生まれるまでは年に3回ほど帰省していました。  帰ったら、通っていた中学校を見に行きます。変わっていたり変わらないものがあったり、胸にジワッときます。自宅から桜島がよく見えて、学校に行く前も帰ってからも、毎日、桜島が身近にあったことも懐かしいです。市 長 桜島はやはり大きな存在なんですね。AIさん はい、美しいあの姿が、日々の暮らしの中で当たり前にあるのはすごいことだと思います。一方で灰とかが大変だと思いますが。桜島小みかんや桜島大根など、おいしいものもいっぱい。桜島フェリーの中のうどんは、なぜかどうしても食べたくなる(笑)。  他にも大好きな場所がいっぱいあります。中でも、やっぱり天文館、いいですね。小さい頃から特に好きでした。「思い出す、人の温もり」市 長 鹿児島市は、今、「あなたとわくわく マグマシティ」を合言葉にしてまちづくりを進めています。〝マグマ?は桜島をイメージすると思いますが、おおらかで温かく、時に情熱的な人々の心を、桜島の〝マグマ?のエネルギーとして表しているんです。AIさん そうなんですね。鹿児島の人たちの温かさ、私も実感しています。小さい頃住んでいたマンションはみんなが仲良く、大人も子どもも一緒によく色んな行事をしていました。学校から帰って自宅に誰もいないと、管理人さんが「うちにいなさいよ。」って。あの温もりは、思い出すと涙が出てきます。ぜひ、いつまでも鹿児島の良さとして残ってほしいと思います。市 長 地域の中でお互いにつながる絆づくりが、まちのエネルギーの源になると思っています。これからもしっかりと取り組んでいきたいですね。AI さん歌手・鹿児島市ふるさと大使人も歴史も食も、誇りに思ってほしい魅力が鹿児島にはたくさんある 1981年、米ロサンゼルス生まれの鹿児島育ち。本格的な歌唱力やダンス・センス、バイリンガルでラップもこなせるストリート感覚などで、広く支持を得る唯一無二の存在。 4歳の女の子と1歳の男の子の子育てをしながらデビュー20周年のアニバーサリーイヤーを迎え、ますます精力的に活動中。