ブックタイトル2019かごしま市民のひろば10月号

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概要

2019かごしま市民のひろば10月号

山形県鶴岡市秋田県宮城県新潟県岩手県日本海2019年(令和元年)10月号 かごしま市民のひろば 特集 4「徳の交わり」を鹿児島の人に発信していきたい子どもたちの交流はこの他にも市電で鶴岡観光気分?かごしま水族館で珍しいクラゲに会える西郷隆盛と菅実秀との「徳の交わり」銅像(西郷公園内)孟もう宗そう(たけのこ)汁桜島中学校山下 侑ゆうしん真 さん松ケ岡開墾場で、西郷さんのことを勉強しました初めての精進料理。胡麻豆腐が絶品で1972年 大龍小学校での交流 したインタビュー山形県鶴岡市面積 1311?(東北一の広さ)人口 12万5844人   (2019年8月末現在)特徴  庄内平野の南部に位置し、森林地帯や田園、美しい海岸線に加え、高等教育機関や最先端技術を持つ研究施設などもあり、自然・産業・文化が調和している兄弟都市になって50年鹿児島市と 鶴岡市の交わり今も残る城下町文化 江戸時代、徳川四天王筆頭・酒井家が庄内藩として統治して以来、今も当主が住み続けている珍しい地域。明治維新後、鶴ケ岡城は解体されましたが一部は現存しており、今もなお城下町の風情を残しています。本市と同じく日本遺産に認定 地域の歴史的魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを、文化庁が認定する「日本遺産」。羽は黒ぐろ修しゅ験げん道どうが息づく自然と信仰が魅力の「出で羽わ三さん山ざん『生まれかわりの旅』」、西郷隆盛が深く関わった松ケ岡開墾と絹産業による日本近代化の原風景を体感できる「サムライゆかりのシルク」、北前船で栄えた舟しゅう運うん文化の面影を感じる「北前船寄港地・船主集落」の国内最多の三つが日本遺産に認定されています。世界が認めた食文化 市内にはだだちゃ豆(枝豆)や温あつ海み かぶなどの在来作物が60種類以上あり、「生きた文化財」として受け継がれています。また、出羽三山の修験道や黒くろ川かわ能のうなどの精神文化と密接に関わる行事食が今も継承されており、「ユネスコ食文化創造都市」に認定されています。 市内の中学生30人で訪問し、鶴岡の中学生と一緒に羽黒山に登ったり、精進料理を食べたりして、交流を深めました。「徳の交わり」のことは勉強していましたが、鶴岡の人たちと話すことで西郷さんと菅実秀や庄内藩の人たちとの親交をより深く学べました。遠い山形に西郷さんを「西郷先生」と呼んで慕う人がいることに驚くとともに、鹿児島以外の人から西郷さんのことを教えてもらったことが印象に残りました。私も鶴岡市で学んだことを、鹿児島の人に知ってもらえるよう、発信していきたいです。 1991年に登場した市電「鶴岡号」。現在では、フレンドリーシティである岐阜県大垣市と片面ずつラッピングされています。車内には、両市を紹介するパネルの展示も。 2014年に両市の兄弟都市盟約45周年を記念し、クラゲの展示数世界一で知られる鶴岡市の加茂水族館とかごしま水族館が姉妹館盟約を結びました。 これを機に、技術力向上のための職員交流や両館による共同飼育、両館にしかいない珍しい種類のクラゲの展示も行っています。 また館内では、クラゲを使ったデザートも食べることができます。加茂水族館×かごしま水族館姉妹館盟約5周年記念特別企画展Jジェリーフィッシュellyfish Dドリームream~クラゲ 夢世界~◇ 夢の世界をイメージしたクラゲなどの展示や、本市と鶴岡市の兄弟都市盟約の紹介パネル展示などがあります■開催期間  11月2日(土)~来年2月24日(振休) 【かごしま水族館?226-2233D223-7692】 本市の大龍小学校と鶴岡市の朝ちょう暘よう第二小学校は、1968年に姉妹校盟約を締結し、3年ごとに相互訪問しています。また、武中学校と鶴岡第二中学校も1975年に兄弟校盟約を締結し、2年ごとに相互訪問しています。 1971年から続く本市と鶴岡市の中学生の相互交流。今年は7月23日?26日まで本市の親善使節団が鶴岡市を訪問しました。鶴岡市ってどんなところ? 未来をつくる子どもたちの交流こんなところにも鶴岡市!羽は黒ぐろ山さん五重塔1868年の戊辰戦争に敗れた庄内藩(現在の山形県)に対して、寛大な処分をした西郷隆盛。その人徳に感銘した庄内藩の人々との「徳の交わり」から交流が始まったのがきっかけで1969年に兄弟都市盟約を結んだ、本市と鶴岡市の今なお続く交流を紹介します。だだちゃ豆