ブックタイトル2019かごしま市民のひろば10月号

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2019かごしま市民のひろば10月号

3 特集 かごしま市民のひろば 2019年(令和元年)10月号 県外から訪れる知人に必ず紹介する郷土菓子。幕末の偉人も食べていた鹿児島の名物は、味や見た目、名前の由来の話で自然と場を盛り上げてくれます。郷土の偉人にも愛された美味身近に出合える美しい自然鹿児島にしかない伝統「六月灯」ライトアップされた夜の街並み 家族と訪れた公園で、ふと目に入った花畑と空のコントラストに思わずシャッターを切りました。鹿児島市には、美しい自然があちこちにあり、それを身近に楽しめるのが好きです。 普段見ている建築物などが、ライトアップでより歴史を感じる印象的な表情に変化します。柔らかく照らされた夜の街並みは、昼とは違う雰囲気で思わず見入ってしまいます。 色鮮やかな灯籠が連なり、にぎわいあふれる夏の風物詩「六月灯」。地域の人たちが長く支えてきた伝統を、次の世代の子どもたちにも楽しんでもらいたいです。鹿児島ユナイテッドFC道宮 義博さん克灰袋白熊名山堀焼酎ストリート鹿児島の醤油ラーメン中村 太悟さん弓指 絵里子さん錦江湾公園 東 勢津子さん両ぢゃんぼもち棒餅六月灯まちなかの魚屋さん市民と   ともに兄弟都市鶴岡市と50年?庄内柿によせて 南洲神社の参道の石段を上って鳥居をくぐると、左手に大きな庄内柿の木が見えます。昭和44年11月7日、山形県鶴岡市から、兄弟都市の盟約締結の記念に贈られたものです。 庄内柿は、鶴岡市のある庄内地方の特産品とされ、百年を超える栽培の歴史があるといわれます。鶴岡の皆さんの思いが込められているこの木が、西郷南洲翁ゆかりの場所に根づき、毎年たくさんの実をつけているということに感慨を覚えます。 両市の交流もまた、同じく半世紀もの間、多くの市民の皆さんによって育まれ、友好を深めてきました。今ではさまざまな分野にも及び、水族館や豊かな食など、互いに共通する魅力や文化を生かした連携が新たに生まれています。 市内の西郷公園には、両市の親交を静かに見守るように、南洲翁と庄内地方の復興に尽力した菅すげ臥が 牛ぎゅう翁が対面する「徳の交わり」の銅像があります。令和の幕開けに盟約50周年という大きな節目を迎え、先人たちへの敬意と感謝をあらためて深くしつつ、両市の絆をさらに固く結んでいきたいと願っています。令和につなぐ未来に残したい鹿児島市の宝 ずっと変わらないでほしい鹿児島市の好きなところ。未来に残したい本市の「魅力」を市民の皆さんに聞きました。中央公民館