ブックタイトル2019かごしま市民のひろば9月号

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2019かごしま市民のひろば9月号

3 特集 かごしま市民のひろば 2019年(令和元年)9月号灰ハイ クオリティな落書きで桜島をPR!みんなで子育て応援!それが桜島! 灰グラフィティって? 桜島ビジターセンターの玄関前の地面に浮かび上がるイラスト。植村さんが描いた灰グラフィティ(落書き)です。桜島の火山灰を手から落として描かれる作品はどれも下書きなしとは思えません。この描き方は植村さんが考案し、灰グラフィティが誕生しました。 描き方自由!材料無料! インスタグラムに投稿する作品が全国放送で取り上げられるなど、作品を見て実際に桜島に訪れる人が増加中。灰グラフィティは「桜島っていいよね」を持って帰ってもらうためのツールで、灰があればどこでも描けるので可能性は無限大です。 唯一無二!変化を楽しむ島 植村さんにとって、桜島はスペシャルな存在。噴火を繰り返してきた桜島は、溶岩が松の森になるまで100年はかかる植生の過程を1日で見て回ることができる天然タイムマシンとして、桜島の変化を楽しんでいるそうです。 私たちの知らないところで刻々と変化する桜島を、皆さんも実際に訪れて体感してみませんか?今までとは違う桜島を探しに行きましょう。 U・Iターンで桜島に移住して 山下さん家族が桜島に移住したのは、彰太さんの実家である桜島の環境で子育てしたいと思ったことがきっかけ。石川県出身のゆりなさんは、正直、慣れない土地への移住に不安な気持ちがあったそうです。方言が分からず戸惑うこともありましたが、周りの助けもあり、今では桜島での生活を満喫しています。郁太朗君は、大自然の中で火山灰や草木を使って自分なりの「あそび」を発見しているよう。 防災への備えは常に 桜島は常に災害と隣り合わせです。火山に暮らすことを、島外の人たちから心配されますが、島民の防災意識が高く、年に一度島全体で大規模噴火に備えた訓練を行うなど、備えをしっかりしています。住民同士のつながりや支え合いなどが感じられて、安心して暮らしています。 みんなが協力してくれる イラストレーターのゆりなさんは、地域でイベントなどに協力しており、子どもたちが楽しそうにしてくれることにやりがいを感じているようです。みんなが気軽に関わり合えるのが、この島のいいところ。 また、桜島の地域運動会では、家族全員参加が恒例と知り、島全体で子育てを応援している雰囲気を感じたそうです。 子育て世代が桜島に住みやすいと思ってもらえるよう今後も活動していきたいとのことです。松出隊員のおすすめスポット小迫隊員のおすすめスポット桜島ビジターセンター(桜島横山町)には灰に関する面白グッズが盛りだくさん。克灰袋のトートバッグ(市非公認)や灰の採集キットなどを販売しています桜島自然恐竜公園(桜島横山町)は、迫力満点の恐竜の遊具がいくつもあります。眺めもよく子どもが遊ぶには絶好の場所です松出 隊員小迫 隊員植村 恭子さん(グラフティスト)山下 彰太さん、ゆりなさん、郁いく太た 朗ろう君灰グラフィティを体験しました♪ 鹿児島大学公式マスコット「さっつん」島民全員に配布されている防災ヘルメットの準備もばっちりみんなで家をリノベーションしましたこの人に聞きました!この人たちに聞きました!市民と   ともにようこそ!南アフリカから 「スプリングボクス」の皆さん 今月20日、いよいよラグビーワールドカップが我が国で開幕します。 それに先立ち、本市において、7日から12日まで南アフリカ代表チーム「スプリングボクス」の事前キャンプが行われます。オリンピック・パラリンピックなどと並び世界が注目する国際大会のにぎわいが、いち早く本市にもたらされます。 スプリングボクスは2回の優勝を飾っている強豪です。その名は南アフリカの草原を駆けるウシ科の動物スプリングボクに由来し、広く国民の親しみと敬意を集めていると言われています。そのようなチームの皆さんをこの鹿児島で歓迎できることを、大変うれしく、また誇らしく思います。 キャンプ地選定に当たっては、温暖な気候や充実した練習・宿泊環境と共に、桜島と錦江湾が織りなす雄大な景観、黒毛和牛はじめ豊かな食など、本市の多彩な魅力が高く評価されました。これらの強みをおもてなしとして、スプリングボクスの皆さん、また海外のラグビーファンにも堪能してもらいたいと思います。 そして、やはり、市民の皆さんの応援が何よりも力強い励ましになることと思います。ぜひ多くの方に間近で声援を送っていただき、アジアで初の開催となる今大会にふさわしい交流の輪が広がることを期待しています。ゆりなさん制作のチラシやイベントグッズ