ブックタイトル2018かごしま市民のひろば12月号

概要

2018かごしま市民のひろば12月号

■ゴールって何？　2016年10月から、市民の皆さんと家庭ごみ100gの減量に取り組んできましたが、今回、その目標達成のゴールを2021年３月に設定しました。■ごみは減っているの？　金属類の分別収集や生ごみの堆肥化など、市民の皆さんの協力により今年９月のごみ量は512gとなり、58g減量することができました。　今後、生ごみの減量、古紙の分別を中心にさらなるごみの減量に向けた取り組みを進めます。■達成されないとどうなるの？　有料化も視野に入れ、新たなごみ減量の取り組みを検討することになりますが、これまで通り市民の皆さんのご協力が頂ければ、ゴールまでにあと42g減量することは十分可能です。引き続きご協力をお願いします。　1875（明治８）年、西郷は桜島を美しく望める寺山の台地に吉野開墾社を設立しました。前年に設立した私学校の一つですが、ここでの授業は農作業が中心でした。　この年に西郷が書いた手紙から、吉野開墾社の設立に関して西郷が細かい指示を与えていた様子がうかがえます。４月26日の弟・小こ兵へ衛え宛ての手紙では、建物に携わった大工に対して頑張ってくれたから「賃金の儀は飯めし料りょうや労だい止や めの引き方これなき処の給料にて払い当あたえ給たまうべく候」と、賃金から食事代や晩酌代は差し引かずに渡すよう指示しており、西郷のこまやかな気配りが感じられます。　６月19日の篠原国くに幹もと宛ての手紙では、農作業に必要な道具の注文を「大なた五本、大よき（斧おの）五本、中よき五本、まさかり五本」とこれまた細かく指示しています。　このように心を砕いたのは、吉野開墾社の設立が西郷さんのやりたかったことの一つだったからかもしれません。僕たちのチームは18人で、週３回活動しています。僕は、プロ野球球団の巨人の阿部選手に憧れて１年生のときに入団しました。今年は入団して間もない選手が多く、主将としてチームをまとめるのは大変でしたが、６年生９人を中心に声を掛け合い、どこにも負けないような団結力が備わりました。チャンスで点が取れずなかなか試合に勝てないときもありました。しかし、打撃を中心とした練習で力を付けたことで、最近は勝てるようになってきました。僕もタイムリーヒットを打って勝利に貢献できたときはとてもうれしかったです。このチームでプレーするのは来年３月の大会が最後になります。１試合でも多く勝てるように、さらに練習を頑張ります。スポーツ・文化活動に頑張る小学生を紹介！?６年生を中心にチーム一丸となって勝利を目指す?元気あふれるさつまっ子市立美術館谷や口ぐち 学芸係長城南ソフトボールスポーツ少年団小園 陽はる希き 君（城南小６年）ごみマイナス100gのゴールを設定しました【市立美術館?224・３４００】ごみマイナス　 100gへの道【資源政策課?216-1290】吉野開墾社に心を砕いた西郷隆盛東川隆太郎（かごしま探検の会）の小企画展「彫刻家の版画―ムーア、マリーニ、ジャコメッティ」で展示しています　20世紀を代表する彫刻家・ジャコメッティは、画家としても高く評価されています。彼が描いたモデルの顔は、鼻と目を意識するあまり、中心部ばかりが黒く塗りつぶされているのが特徴です。　「鼻は一つのピラミッドだ。上から見たピラミッドを描くことさえできたら」と彼は嘆いたそうです。顔のつくりの中で最も立体的な鼻を、平面に落とし込歴史の達人に聞く知ってる？ わがまち 維新のまち農業が国を造るでごわす！もうと苦心しているさまが分かります。　では、なぜ目の周りはこうもしつこくなぞられているのでしょう？ 彼は、死者と生者を隔てるものは「まなざし」であり、それさえ的確に捉えることができれば作品は生きたものになると考え、「全ての芸術は瞳孔を正しく置けるかどうかにかかっている」と語っています。　彫刻や絵画という視覚芸術にとって、そのモデルを生かすも殺すもまなざしの表現次第であり、究極のモチーフは目であるというのは、ジャコメッティならではの興味深い考察です。見詰め合う作家とモデルの４つの眼球の間には、そんなドラマが隠されているのです。学芸員オススメ！市立美術館の逸品?顔の表現に生涯を費やした巨匠?49アルベルト・ジャコメッティ　『終りなきパリ』より遺作として没後に出版された版画集の中の１枚です。目標達成まであと42g!!2018年（平成30年）12月号かごしま市民のひろばトピックス・生活情報8