ブックタイトル2018かごしま市民のひろば10月号

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概要

2018かごしま市民のひろば10月号

 薩摩藩が倒幕の動きを加速させる1867(慶応3)年、西郷吉之助はとにかく多忙でした。薩摩から四国、さらに京都から長州へと移動距離もすさまじく、仕事に追われる毎日でした。 そのような状況で、西郷は同居人の看病を行っていたようです。9月29日付の大久保一蔵宛の手紙に「両人看病方にて夜よる白ひる難渋いたし申し候。実に難症にてこまり入り申し候。」とあります。当時、大久保も病気治療中でしたが、西郷は同居する誰か2人の看病に手を焼いていたようです。 10月2日付の大久保宛の手紙にも「私宅の病人は日々難渋の趣き苦心此の事に御座候。」とあります。西郷は京都在中でしたので、妻のイトや子の寅太郎ではなく、弟の信吾(従道)か使用人の熊吉を看病していたのかもしれません。 誰であったにせよ、西郷は多忙を極めたこの時期に自ら看病にいそしみ、病人がなかなか回復しないことに心を痛めていたのでした。僕たちは、1年生から6年生までの36人で、週3日活動しています。僕は、バドミントンをしていた姉の影響で1年生のときに入団しました。バドミントンは、コートを前後左右に動き回るハードなスポーツで、持久力や素早さなどさまざまな能力が必要です。それらを鍛えるためにフットワークや技術練習を頑張っています。個人競技ではありますが、みんなが声を掛け合い、協力することで共に成長し、自信をもって試合に臨むことができています。バドミントンで体力や技術を向上させるだけでなく、あいさつなどの礼儀や応援してくれる人への感謝の気持ちを忘れず、それぞれの目標に向かってこれからも頑張ります。学芸員オススメ!市立美術館の逸品スポーツ・文化活動に頑張る小学生を紹介!?努力を自信に?元気あふれるさつまっ子市立美術館林 学芸員吉野東バドミントンスポーツ少年団増ます本もと 琢たく己み 君(吉野東小6年)目標達成まであと47g!その服、リユースしてみない??殿様が眺めていた城下の姿?48『天てんぽうねんかん保年間鹿児島城じょう下か絵え図ず』【市立美術館?224・3400】ごみマイナス  100gへの道【資源政策課?216-1290】多忙な京都で同居人の看病をする西郷さん東川隆太郎(かごしま探検の会)の この絵図は、本紙サイズ縦175㎝、横335㎝の大きな屏風で、西郷さんが暮らしていた江戸時代後期の城下の姿を詳細に伝えています。絵図の中央には城山と鶴丸城が位置し、左側の甲突川には石橋に代わる前の木製の西田橋が架かっています。また、現在の天文館の辺りには、名前の由来である丸い天文ドームを備えた観測施設があり、港には琉球船が停泊し、南方交易の様子もうかがえます。歴史の達人に聞く知ってる? わがまち 維新のまち10月は3R推進月間。リデュース、リユース、リサイクルの3Rを心掛け、みんなでごみを減らしましょう!リデュース(Reduce)・・・ごみとなるものを減らそうリユース(Reuse)・・・使える物は繰り返し使おうリサイクル(Recycle)・・・ごみを資源として再利用しよう絵図の複製品を当館で販売しています(1枚500円・A0判)。町歩きのお供にぜひどうぞ。なかなか治りもはん…いろいろなリユースの方法・「衣類」の日にごみステーションへ 市が回収して民間業者へ引き渡します・リサイクルショップへ 店頭に持って行ったり、宅配便で送ったりして買い取ってもら います・ネットオークション・フリマアプリへ  不要なものを売却(出品)します※環境省の調査では、27%もの人が過去1年間で不要に なった衣類があると回答しています「秋の所蔵品展 特集:世を動かした薩摩」で展示しています。詳しくは11面をご覧くださいこの服サイズが合わないな…捨てようかなリユースとは「繰り返し使うこと」。必要とする誰かのために、その服、リユースしてみましょう! 絵図は1830年ごろ(天保年間初期)に描かれ、その後、1843(天保14)年に朱書きで地名などが追記されました。当時の道路や区画、地名が現在に生かされていることもよく分かります。 当時の城下の姿に思いをはせながら、町歩きをしてみてはいかがでしょうか。資源政策課清水主事2018年(平成30年)10月号かごしま市民のひろばトピックス・生活情報8