ブックタイトル2018かごしま市民のひろば9月号
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2018かごしま市民のひろば9月号
まだ食べられるか確認してみよう食べ物を買い過ぎないことも大事だよ! 1866(慶応2)年1月、京都の伏見・寺田屋での薩長同盟締結に立ち会った坂本龍馬は、直後に幕府の役人によって襲われました。そのときに、西郷吉之助が小銃(ピストル)を手に助けに駆け付けようとしたことが記された史料が近年公開されました。ピストルといえば坂本龍馬のイメージですが、西郷さんも持っていたのですね。 そんなピストルに関する記述が、西郷さんが大久保一蔵に宛てた1864(元げん じ治元)年6月28日付けの手紙にあります。「長崎より御取り寄せ本もとごめ込小銃其そこもと許御ご 格かく護ご 相成り居り候由、内田、吉井一挺ずつ拝借仕りたく願い出候間」とあり、西郷さんが大久保に長崎から取り寄せたピストルを、親しい仲の内田政まさ風かぜや吉井友とも実ざねのために借してほしいと頼んでいます。さらに手紙の最後には税さいしょ所篤にもついでにお願いと書き添えています。西郷さんの親しい仲間たちの緊迫した状況をうかがわせるものでもあり、また仲間を案じる気遣いも感じられる手紙です。私たちは、週4日2年生から6年生までの19人で、お互いに教え合いながら楽しく練習しています。特に音程に気を付けながら、みんなの息がぴったりと重なったまとまりのある演奏になるよう心掛けています。練習の成果を、地域の夏祭りなどのイベントで披露しています。友達や家族に「上手だったね」と声を掛けてもらえたときはとてもうれしくなります。私は、3年生のときの運動会でマーチングを見て「すてきだな」と思い入部しました。今年もその運動会でマーチングを行います。息の合ったパフォーマンスを学校のみんなに披露して、運動会を盛り上げたいです。学芸員オススメ!市立美術館の逸品スポーツ・文化活動に頑張る小学生を紹介!?みんなで楽しく息を合わせて?元気あふれるさつまっ子市立美術館田村 学芸員紫原小学校吹奏楽部吉よし井い 恵え里りさん(紫原小6年)目標達成まであと53g!期限表示を確認して食品ロスをなくそう?西郷さん、今も昔も人気者? 1877(明治10)年に起こった最大にして最後の士族の反乱、西南戦争は、全国的な注目を集め、新聞錦絵と呼ばれる大判の多色摺ず り木版画47 月つき岡おか芳よし年とし『西せい南なん西さい郷ごう星ぼし之の図ず』【市立美術館?224・3400】ごみマイナス 100gへの道【資源政策課?216-1290】西郷さんが友人のためにお願いしたこと東川隆太郎(かごしま探検の会)の内田政風…薩摩藩士。禁門の変や戊辰戦争で軍需品の供給にあたった。吉井友実…薩摩藩士。諸国の志士と交流。誠忠組に参加し国事にも奔走した。が多数制作されました。今と比べて情報が乏しかった明治初期のこと、絵師たちは新聞報道にさらに工夫を凝らし、現実と想像を織り交ぜた描写で人々の好奇心をかき立てたのです。 同年9月10日に出版された『西南西郷星之図』もそんな新聞錦絵の一つ。ちょうど8月16日の西郷による薩軍解散の布告の後、地球と火星が大接近し、赤く輝く大きな星が南の空に観測されるようになりました。人々はこの星に西郷の姿を重ね、西郷は生きながら星になったとか、政府が気球に乗って西郷星を見届けに行くとか、あの星は騒乱の世に出現する彗すいせ星い だ(彗星=ほうき星の「ほうき」を「蜂ほう起き 」と掛けている)とか、さまざまにうわさしたのです。歴史の達人に聞く知ってる? わがまち 維新のまち「食品ロス」とは、期限を過ぎたり、食べ残したりして捨てられてしまう食べ物のことで、日本では年間約646万トンも発生しています。これは国連の世界全体の食料援助量(約320万トン)の約2倍にもなるのです。今年も大接近した火星= 西郷星。今も変わらぬ輝きを見せてくれました。坂本龍馬実はおいもピストルを持っちょったでごわすパンパン!ちょっと待って!すぐに捨てず、食べることができないかもう一度自分で判断しましょう消費期限を過ぎた食品は食べないようにしましょう賞味期限おいしく食べられる期限(缶詰、レトルト食品、スナック菓子など)消費期限安全に食べられる期限(パン、弁当、おにぎり、生菓子など)資源政策課圓若主査期限表示には、「賞味期限」と「消費期限」の2種類があります「夏の所蔵品展」(9月24日まで)で展示しています。賞味期限過ぎちゃった…食べられないから捨てようかな本当に捨てるしかないか、もう一度食べ物の「期限表示」を見てみましょう2018年(平成30年)9月号かごしま市民のひろばトピックス・生活情報8