ブックタイトル2018かごしま市民のひろば７月号

概要

2018かごしま市民のひろば７月号

　安政６（1859）年１月12日、西郷吉之助は幕府の大老・井い伊い直なお弼すけによる取り締まりから身を隠すために奄美大島に到着します。知人もおらず、慣れない土地であるだけに、気を紛らわすことにも苦労していた様子が、大久保正助（利通）らへの手紙から分かっています。そんな中、大久保から送られてきた「あるもの」に、西郷はとても感謝します。　西郷は、一人のときには鉄砲で小鳥などを撃ち、島の人に誘われたときには山に猪狩りに出掛けていましたが、斜面がきつく木々が生い茂る大島の山々に苦労し、無駄に弾を使うこともあったようです。大久保から送られてきたのは「火縄銃の鉛弾」。西郷は非常に喜び、「頓とんと引ひき切き れ居り候に付き、別わけて有難く御厚礼申し上げ候」（すっかり（（弾が））なくなっていたところでしたので、格別にありがたくお礼申し上げます。）と書き記しています。　奄美大島の自然は、来島すぐの西郷吉之助の癒やしにはなってくれなかったようです。私たちは、２年生から６年生までの30人で、週５日活動しています。私は小さいときから音楽が大好きで、４年生のときに入部しました。金管バンドは、楽器を通してみんなとつながることができるところが魅力です。全員の音がぴったりと重なる良い演奏により、「明るく元気になったよ」と言ってもらえたときは聴く人の心に届いたと実感でき、達成感もあります。今は、７月の県吹奏楽コンクールで金賞を10年連続で獲得できるよう練習に励んでいます。九州大会まで出場し、最高の結果を残せるよう全員で心を一つにしてがんばります。いつも応援に来てくれる両親をはじめ、指導してくださる先生や大龍小のみんなを喜ばせたいです。学芸員オススメ！市立美術館の逸品スポーツ・文化活動に頑張る小学生を紹介！?聴く人を明るくさせる音を奏でたい?元気あふれるさつまっ子市立美術館谷や口ぐち 学芸係長大龍小学校金管バンド宮みや﨑ざき 千ち 夏なつさん（大龍小６年）目標達成まであと59ｇ！夏のレジャーをエコにしよう！?日本のグラフィック・デザインの先駆け?　アルフォンス・ミュシャの特別展が、いよいよ20日から当館で開催されます。世界のグラフィック・デザインの巨匠にちなみ、彼の影響も多分に受けた、本市出身の橋口五葉の代表作を紹介します。　１９１１（明治44）年、三越呉服店は秋の売り出しのために懸賞広告画を募ります。３００点を超える応募45橋口五ご葉よう『此この美人』【市立美術館?224・３４００】ごみマイナス　 100gへの道【資源政策課?216-1290】奄美大島での狩猟に苦労していた西郷さん東川隆太郎（かごしま探検の会）の「夏の所蔵品展」で展示しています。（11面をご覧ください）作の中から、審査員の満場一致で見事一等賞金千円を射止めたのは、まだ30歳になったばかりの五葉の作品『此美人』でした。二百三高地という流行の髪形を結った、気品漂う美人画。この華やかな色彩には、石版画による三五度刷りという驚異的な技術が駆使されています。１００部限定で全国の駅などに張り出された時は、その強烈なインパクトで先を急ぐ人々の足をも止めさせたことでしょう。　五葉は、商業美術の最先端で時の人として脚光を浴びていましたが、後に浮世絵研究から新たな木版画を生み出しました。一方のミュシャも、晩年スラブ民族をたたえる油彩の大作に挑んだように、二人には、祖国の伝統文化に根差した創作を行っていった共通点がありました。歴史の達人に聞く知ってる？ わがまち 維新のまち１３２４使い捨て食器をやめて、洗って何度も使えるリユース食器で、夏の思い出にエコをプラス！その量、本当に適切？ 残せばごみになるかも。「食べ切る」分だけを買えばエコですよ♪♪夏のレジャーごみ減量の３か条♪①「食べ切り」でみんな満足のごみ減量② NO!紙コップ＆紙皿! リユース食器を持ち寄ろう③ しっかり分別がごみ減量への近道資源政策課圓若主査　ミュシャ展のチケットと共通ですので、比較してご覧ください。西郷吉之助正助どん、あいがとさげもす大久保正助間違えやすい!?夏のレジャー ごみ分別使用済み花火　　もやせるごみカセットボンベ　　スプレー缶類トングや金属串　　金属類（資源物）食べた後はもやせるごみで捨てるだけ♪紙コップと紙皿で準備ＯＫ！夏休みだ～！バーベキューしようよ！盛りだくさんだね豪華でしょう♪たくさん買ったのよいいわね！準備は任せてちょっと待って！ちょっと待って！※水で湿らせて※使い切ってからボロッ…2018年（平成30年）７月号かごしま市民のひろばトピックス・生活情報8