ブックタイトル2018かごしま市民のひろば3月号

ページ
2/24

このページは 2018かごしま市民のひろば5月号 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

2018かごしま市民のひろば5月号

2018年(平成30年)5月号かごしま市民のひろば特集2 写真右から?「桜島」溶岩なぎさ公園足湯?桜島フェリーと桜島 ?湯之平展望所?上空からの桜島 ?黒神埋没鳥居 写真右から?旧集成館機械工場(現・尚古集成館)?反射炉跡 ?旧鹿児島紡績所技師館(異人館)?寺山炭窯跡 ?関吉の疎水溝平成30年は、明治維新から150周年島津斉彬鹿児島のシンボルといえば、桜島。本市は、人口約60万人を有しながら、活発な活火山と共生している世界的にも珍しい都市です。24時間運航の桜島フェリーに乗れば、市街地からわずか15分。その桜島が浮かぶ波静かな錦江湾は、たくさんの生き物の宝庫でもあります。 この恵み豊かな桜島・錦江湾エリアは、日本ジオパークに認定されています。ジオパークとは、〝大地の公園?という意味。大自然の魅力を体感できるさまざまな体験プログラムやツアーも用意されています。 しばしば噴煙の上がる活火山の近くで、その恵みを受けながら生活する私たちにとって、その存在はいつしか当たり前のことのように思えてきます。ときには、桜島や錦江湾の魅力を全身で感じてみませんか。西郷隆盛を見出したことでも知られる薩摩藩11代藩主・島津斉彬は、欧米列強のアジア進出に危機感を抱き、産業や軍備の近代化を図るため、磯地区に近代的工場群「集しゅう成せい館かん」を整備しました。西洋の技術と薩摩藩が持っていた技術を融合させ、さまざまな分野の技術開発や研究が行われ、軍艦や大砲、ガラス、織物などを製造。それが、薩摩藩が明治維新に大きな役割を果たすきっかけとなったのです。 磯地区のほかにも、集成館で燃料として使う白炭(火力の強い木炭)を製造した寺山の炭窯や、集成館の水車動力として水を引くための関吉の疎水溝があり、現在もその遺構を見ることができます。 集成館事業は、日本の産業革命の先駆けであり、関連する遺産群は、九州・山口を中心に8県11市の23資産で構成される「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界文化遺産に登録されています。あらためまして、ようこそかごしま市へ。ジオパーク推進室?216・1313世界遺産推進室?216・1504 新年度が始まり、新しい生活が始まった人も多いこの季節。ずっと鹿児島市に住んでいる人も、最近引っ越してきた人も、本市ならではのいろいろな魅力を感じてみませんか。すぐ近くに大自然がある暮らしって、実はすごくぜいたく。西郷どんだけじゃない。世界遺産や史跡など、見どころいっぱい。温泉天国かごしま県庁所在地で源泉数日本一市内のほとんどの銭湯が天然温泉で入浴料もリーズナブル。火山の恵み~~