ブックタイトル2018かごしま市民のひろば3月号

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概要

2018かごしま市民のひろば4月号

2018年(平成30年)4月号かごしま市民のひろば特集2「3つの風」を起こして活力と希望に満ちたまちづくり 明治維新1 5 0 周年を迎えた今年、「維新のふるさと」である本市においては、「西せ郷ごどん 大河ドラマ館」が多くの来館者でにぎわうなど、好機の到来を街のあちこちで感じるところです。また、中心市街地などの再開発も本格的に進み、2年後にはかごしま国体や全国障害者スポーツ大会も控えるなど、まちに新たな息吹をもたらすような〝第二の維新の波?が訪れています。 今年度の予算編成に当たりましては、この波をさらに高め、鹿児島市という船が、帆を大きく広げて新たな潮流に乗り出せるよう、まちづくりの原動力となる「たからかに巻き上がる風」、ひとづくりの推進力となる「おおらかに包み込む風」、しごとづくりのけん引力となる「のびやかに湧き上がる風」の3つの風を起こす諸施策を盛り込みました。 私は、これまで一貫して、「市民が主役の鹿児島市の実現」を基本理念とし、市民との協働・連携に取り組んでおります。地域社会を支えるその大きな力も追い風にして、市民の皆さん一人一人が本市の明るい将来像を描けるよう、真に〝豊かさ?を実感できる活力と希望に満ちたまちづくりを力強く進めてまいります。過去最高規模の平成30年度当初予算1「3つの風」を起こします2一般会計当初予算2510億円の内訳 市民の皆さん一人一人が「維新のふるさと鹿児島市」の明るい将来像を描けるよう、次代の「まち」「ひと」「しごと」づくりの力となる3つの風を起こします。次代の「まち」づくりの原動力   たからかに巻き上がる風交流人口のさらなる拡大を図り、市民が安全で快適に生活できる基盤を整え、さらなる潜在力を引き出します次代の「しごと」づくりのけん引力 のびやかに湧き上がる風雇用機会を拡大し、誰もが生き生きと働くことができる環境を整え、個人が能力を発揮する中で地域経済を活性化します次代の「ひと」づくりの推進力  おおらかに包み込む風結婚・出産・子育ての切れ目のない支援に取り組み、次代を担う多様な人材を育成し、市民がそれぞれのステージで自由に輝くことができるようにします協働・連携の追い風(市民・事業者・市民活動団体の行動力を結集します)“豊かさ” 実感都市の実現にチャレンジ歳出(支出)で最も多いのは、子育て支援や高齢者の医療などに使われる民生費約1,209億円で、一般会計当初予算全体の半分近くを占めています。歳入(収入)で最も多いのは市税で、昨年度に比べ個人市民税の増などにより約9億円増額。一方、地方交付税が5億円の減額となりました。基金繰入金 基金は一般家庭の貯金に相当するものです。平成30年度は、社会保障関係経費や公共施設の適正管理などに必要な財源を確保するため取り崩して一般会計に繰り入れます。市民税や固定資産税など使用料や手数料、基金繰入金など国が市の特定事業に出すお金国から交付されるお金。使い道は市が自由に決められる銀行などから借り入れるお金(返済時に国から一部補てんあり)県が市の特定事業にその他出すお金など208億7,427万円(8.3%)その他320億5,781万円(12.8%)歳出(年間支出)歳入(年間収入)民生費1,209億1,464万円    (48.2%)市税867億3,217万円(34.6%)土木費290億1,719万円    (11.6%)その他226億6,835万円(9.0%)地方交付税280億円(11.1%)公債費314億2,295万円    (12.5%)教育費192億5,917万円(7.7%)衛生費144億2,086万円     (5.7%)商工費・農林水産業費93億3,622万円(3.7%)消防費57億4,070万円(2.3%)国庫支出金542億3,543万円(21.6%)市債272億9,224万円(10.9%)56.4%43.6%自 主 財 源依 存 財 源(市が自主的に調達できる財源) (国・県などから受け入れる財源)市債の返済に市の運営などに消防・救急に商業・観光や農林水産業の振興に子育て支援や高齢者の医療など福祉の充実に道路や公園、区画整理などに環境や衛生の向上に教育の振興に 平成30年度の一般会計・特別会計・企業会計を合わせた当初予算は、4,390億円。 このうち、一般会計当初予算は、2,510億円と過去最高の規模となりました。【財政課?216-1155】鹿児島市長森 博 幸明治維新150周年を起点に本市の持続的な発展の礎いしずえとなる積極予算を編成しました