ブックタイトル2018かごしま市民のひろば3月号

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2018かごしま市民のひろば3月号

5 特集かごしま市民のひろば2018年(平成30年)3月号■子どもの〝今?に気づいたとき、 父親スイッチが入った「かごんパの代表とはいえ、まだまだ新米パパです」と語る岩崎さんは、現在、妻のひかりさんと2歳になる長男・歩あゆ翔と 君の育児に奮闘中。今でこそ子育ては楽しいと言えるものの、初めのうちは、悩みも抱えていました。なぜ今、わが子が泣いているのか、家で二人きりのときどう接したらよいか…わからないことだらけ。そんな中、父親として気持ちがぐっと高まったのは、子どもの成長を目の当たりにしたとき。わが子が笑った、言葉を発した、その時々に、この〝今?しかない時間を大切にしたいと痛感したのだそうです。父親スイッチが押された瞬間でした。「かごんパ」は平成28年9月に、県内の子育て中の父親の交流の場として設立。現在37人のメンバーが在籍し、2カ月に1回、読み聞かせやアウトドアのイベントなどで、楽しみながら子育てのコツを学んでいます。岩崎さんは、初代代表を務めています。子どものために培った読み聞かせのテクニックを市のイベントでも披露岩崎洋平さん、歩翔くん、ひかりさん子育てをもっと楽しく子育てには、楽しいこと、戸惑うこと、思ってもみなかったさまざまな出来事があるのではないでしょうか。周りのサポートももらいながら、“子育ての楽しさ”を増やしてみませんか。今回は、県内で活動する父親サークル「かごんまパパサークル」(通称「かごんパ」)の代表・岩崎洋平さんに話を聞きました。■できるときに、できることをする日々、試行錯誤する中で、ひかりさんのアドバイスも受けながら、少しずつコツをつかんでいった岩崎さん。できるだけ子育てをしたいと思いながら毎日過ごしていますが、仕事のため、家で過ごせる時間は限られています。「妻と同じことはできないけど、自分なりにできるときにできることをしたい」というのが今の思い。「何事も完璧に続けていくことは難しいですが、子育ても『かごんパ』の活動も、いい意味でゆるく長く取り組んでいくことが、きっと楽しむことにつながる」と笑顔で話しました。■多くの人が子育てを楽しめるように「かごんパ」のメンバーは、年齢も職種もばらばら、シングルファーザーの人もいるのだそう。それぞれが異なる環境にありながらも、相談や情報交換できる相手がいる安心感が活動の大きな魅力のようです。「これからも楽しみながら、〝子育ては楽しい?を伝えたい」という岩崎さんは、職場では、部下を持つ立場でもあります。上司として、子育ての喜びを感じられるような職場環境づくりにも力を入れたいと、思いを語りました。市イクボス推進同盟に加盟している鹿児島製茶株式会社に取材しました。■県内初のプラチナくるみん 「くるみん認定」は子育てサポート企業を国が認定する制度。「プラチナくるみん」は、より高い水準で取り組んでいる証です。 同社は、いち早く子育てサポートに取り組み、平成28年3月、県内で初めて「プラチナくるみん」の認定を受けました。■男性も育休を取りやすく同社では、社長が自ら育児休業を取得し、男性社員もそれに続いています。2年前に育児休業を取得した富山友貴さんは、「上司や同僚の理解があるので、安心して休みをとることができた」と語り、父親として家事や子育てをしながらも、子どもと一緒に過ごせる時間を楽しんでいた様子でした。■増やしたいイクボス本市のイクボス推進同盟は、平成29 年11月に設立。現在、33の企業・団体が加盟しています。イクボスが増えれば、社会が変わります。本市では、同同盟の参加企業・団体を募集しています。問い合わせ こども政策課?216‐1514イクボスが増えれば社会が変わる子育ての楽しさを感じながら仕事を続けられる社会づくりのために、今、「イクボス」に求められる役割が高まってきています。「イクボス」とは、職場のスタッフのワークライフバランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のこと。21面から子育てガイド● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●