ブックタイトル2018かごしま市民のひろば1月号

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概要

2018かごしま市民のひろば1月号

2018年(平成30年)1月号かごしま市民のひろば新春対談2 今月、放送が開始される大河ドラマ『西せご郷どん』。その中で、赤山靱ゆき負え 役として出演される本市出身の沢村一樹さんと森市長が対談しました。お互いに鹿児島なまりの口調で和やかな雰囲気の中、ドラマ撮影や鹿児島のことを語り合いました。世界地図を背に赤山靱負を演じる沢村一樹さん薩摩観光維新隊とともに鹿児島をPRする森市長大河ドラマの舞台 鹿児島で次の時代の扉を開く沢村さん 市長さんが在任中、『篤あつひめ姫』(平成20年放送)に続く2回目の大河ドラマですね。私も実はどちらにも出演しているんですが、お互いに10年間で2回はすごいですね。市 長 前回以上に鹿児島を盛り上げていこうと思っています。今日はこれからNHKのセットで撮影だそうですね。沢村さん 今日撮影するシーンは、実際のドラマでは1分くらいなんですよ。市 長 私もロケの現場を見ましたけど、多くのスタッフが携わって、ワンシーンを撮るのに、何度も違う角度で撮り直していて本当に大変なんですね。現場の大変さをつくづく感じました。沢村さん 大変ですけど、鹿児島出身の僕にとっては、『西郷どん』に出演できているということと、ドラマを見た皆さんが鹿児島に来てくれたらいいなという思いがやはり勝りますね。市 長 鹿児島出身の俳優の方も何人かいらっしゃいますが、皆さん同じ思いなんでしょうね。沢村さん 鹿児島出身の人は遠くから来ているからか、故郷に対する思いが強い気がします。市 長 平成30年は明治維新150周年という節目ですし、今回、大河ドラマ『西郷どん』は、鹿児島にとってダブルチャンスだと思っています。沢村さん 本当ですね。このチャンス、鹿児島の皆さんは、ぜひ生かしていただきたいですね。そして、これから鹿児島を訪れようとする方たちを温かく迎えてほしいです。市 長 故郷の大人物が大河ドラマに取り上げられ、地元でロケがあり、こんなに幸せなことはないですからね。やっぱり〝オール鹿児島で?という機運の高まりを大事にしたいですね。沢村さん 鹿児島の人はどう思っていらっしゃるんでしょうか。うれしく思ってくれていれば、僕もうれしいんですが。市 長 ものすごくうれしいですよ!私たちは〝第二の維新の波?って言っているんです。市民も企業もみんなで次の時代の扉を開いていきたいと思っているんです。西郷隆盛の師「赤山靭ゆき負え 」を演じて市 長 今回、赤山靭負という人物を演じるに当たって、どういう思いを込められましたか。沢村さん 正直なところ、赤山靱負をあまり知らなかったんですよ。西郷さんの師匠といえる人だとは聞いていました。西郷さんは鹿児島を代表する人物ですけど、実際、鹿児島にもなかなかいないタイプですよね。そんな西郷さんの内面に、大きな影響を与えた人物として表現したいと考えながら演じていましたね。  赤山靭負は、世の中の流れを変えていこうという考え方の持ち主だったのかなと思っています。市 長 西郷さんという人物が形成されていく中で、さまざまな人から影響や教えを受けたと思いますが、赤山靭負は、その中でもキーパーソンだったと思います。沢村さん 僕が演じる赤山靭負を見て、皆さんが、人生で自分に影響を与えてくれた恩師のことなどを思い出してくれたらいいですね。森 博MORI HIROYUKI 沢村 一樹SAWAMURA IKKI大河ドラマ『西郷どん』 明治維新から150年。「勇気と実行力」で時代を切り開く〝愛にあふれたリーダー?西郷隆盛を描く。明治維新150周年新春対談2018年、次の時代の扉を開く俳優、大河ドラマ『西せご郷どん』赤山靱ゆき負え 役1967年生まれ。鹿児島市出身。中郡小、鴨池中、松陽高校卒業。鹿児島市長  150年前に明治維新があって、今、またこうして国内外に鹿児島をアピールできる波が来ています。  この好機をとらえて、行政も