ブックタイトル2017かごしま市民のひろば12月号

概要

2017かごしま市民のひろば12月号

薬師保育園の近くに、西郷家の墓があります。もとは南林寺墓地（現在の松原町から南林寺町の一帯にあった墓地）にありましたが、1912年～1926年の本市の都市計画によって今の場所に移されたものです。ここには、西郷隆盛の父母をはじめ、祖先の墓が23基並んでいます。また、1868年の戊辰戦争で戦死した隆盛の弟の吉二郎や、隆盛と愛加那の間に生まれ、隆盛と共に西南戦争を戦いながらも、その後明治政府に入り、京都市長などを務めた菊次郎もここに眠っています。私たちは、１年生から６年生までの31人で「仲間づくり、自分づくり、感謝の心」をモットーに週３回活動しています。男女それぞれのキャプテンとして協力し合い、みんなを引っ張っています。大変なこともありますが、声を掛け合い、気持ちの良い雰囲気づくりを心掛けています。いつも熱心に指導してくださるコーチや、練習に付き添い、ときにけがの手当てをしてくれる親には感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、みんなで一生懸命練習し、一つでも多く試合で勝てるように頑張りたいです。学芸員オススメ！市立美術館の逸品スポーツ・文化活動に頑張る小学生を紹介！?声を掛け合い、楽しい雰囲気で練習?元気あふれるさつまっ子市立美術館稲葉 学芸員宮川アローズミニバスケットボールスポーツ少年団左：川かわうち内 蒼あお生い 君　　右：小こ山やま田だ 莉り緒お さん（宮川小６年）真珠の輝きに例えられた色遣いが魅力的です?夢と現実の間に生きた画家?　ブルガリア出身のパスキンは、１９０５年、20歳のときパリへ出て、画家の道を歩み始めました。当時パリでは、ピカソ、モディリアーニ、藤田嗣つぐ治はるなど多くの芸術家が切磋琢磨していました。パスキンはパリ派と称される彼らの中心として活躍しますが、やがて毎晩のように宴を繰り広げ、荒すさんだ生活を送るようになります。本作を描いたわずか２年後、画家として絶頂期にありながら、病や恋に苦しみ、45年の生涯に自ら幕を下ろしました。　激動の人生の中で、彼は一貫して女性の姿を官能的に、そして温かなまなざしで捉えた作品を描きました。モデルと家族のように接し、くつろいだ表情やポーズを引き出したといいます。【市立美術館?224・３４００】「西郷どん」ゆかりの地⑧西郷家の墓西せ郷ごどん 大河ドラマ館　来年１月13日オープン！お得な入場券前売り販売中（来年１月12日まで）？のまち知ってるわがまち維新参考文献　鹿児島市史跡めぐりガイドブック（五訂版）?明治維新150年“維新のふるさと鹿児島市”ホームページも　ご覧くださいこの作品は冬の所蔵品展で１月21日まで展示します。絵具をぼかす薄塗りの繊細な画風と相まって、作品には独特の柔らかな雰囲気が漂います。同時に、卓越したデッサン力に支えられた下描きの線をあえて残すことで、対象の確かな存在感が画面に留められています。11月２日（木）にサンエールかごしまで開催したトークショーで、林真理子さんへの取材会が行われました。原作『西郷どん!』執筆の思いを聞かれた林さん、「とにかくつらかった。自分には荷が重すぎたのではないか」と、自問自答した胸の内を明かしました。一方で、「（西郷隆盛という人物が）一から分かるように工夫した」と言い、女性目線で描いた本作は、大変わかりやすいとの声があったことも語りました。林さんは、取材で何度も鹿児島を訪れ、多くの地元の人と関わったとのこと。その中で、明治維新からまもなく150年となる今も変わらない鹿児島の誇りの高さを感じたのだそう。特に若い人たちの身なり、振る舞いを見ていると、当時の郷中教育をほうふつさせるような印象を持ったとも語りました。著作が大河ドラマの原作に決定してから、改めて鹿児島を訪れてみると、一層の盛り上がりを感じたそうです。「せごどん」という呼び名が浸透してきていることにも喜びの表情を見せてくださいました。来年１月７日から放送が始まる大河ドラマ『西郷どん』。ぜひ、原作と合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。○38パスキン『ソファに座るマルセル』大河ドラマ『西郷どん』原作者林真理子さん　『西郷どん!』執筆の思いを語る【明治維新150年・西せご郷どん推進室?803-8671】西郷家の墓●本薫寺薬師保育園西田小学校鹿児島西かけこし警察署バス停2017年（平成29年）12月号かごしま市民のひろばトピックス・生活情報8