ブックタイトル2017かごしま市民のひろば8月号

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2017かごしま市民のひろば8月号

3 特集かごしま市民のひろば2017年(平成29年)8月号市民と   ともに必ず行くべし!維新の先人たちを生んだ加治屋町 維新ふるさと館がある加治屋町周辺は、西郷さんだけでなく、明治維新の中心的役割を担った薩摩の先人たちが輩出されています。 西郷さんをはじめとした多くの偉人や、明治維新の歴史についての認識をさらに深めて、鹿児島から明治維新150年をもっと盛り上げていきましょう! 甲突川河畔の下加治屋町にあった西郷隆盛の生家跡地。従道はその弟で、海軍大臣を7期務めました。西南戦争では敵味方に分かれる兄弟ですが、共にこの地で生まれました。 幕末の薩摩と明治維新の全てが一目で分かる歴史観光施設です。地階の維新体感ホールでは、音や光、ロボットなど多彩な演出で楽しめる2本のドラマを上演。幕末から明治にかけての歴史の流れを、薩摩の先人が語りかけ、分かりやすく解説します。 映像などを使った体験型展示で、明治維新に活躍する偉人らを輩出した「郷中教育」などを楽しく学ぶことができるようになります。 リニューアルオープンは、来年1月上旬予定。リニューアル工事期間中(10月中旬~来年1月上旬)は、幕末探訪・郷中教育コーナーを中心とした1階展示がご覧いただけなくなります。 なお、地階の維新体感ホールなどは通常通りご観覧いただけます。?239-7700 所加治屋町23-1 時9時~17時 休年中無休料高校生以上300円、小・中学生150円(団体割引あり)交JR鹿児島中央駅から徒歩8分、カゴシマシティビュー「維新ふるさと館前」下車すぐ※夏休み期間中、開館時間の延長日あり(詳しくは14面へ)西郷隆盛・従つぐみち道誕生地 MAPB?5南洲翁開墾地遺跡碑 MAPC?1③維新ふるさと館 MAPB?5<リニューアル情報>維新ふるさと館職員がおすすめします旬のオクラで夏バテ予防 抜けるような青空がまぶしいこの時期、色濃くカラフルな夏野菜が旬を迎えています。 カボチャやナス、ニガウリ、オクラなど、本市には特産の夏野菜がいろいろあります。みずみずしい採れたてを求めて、ドライブがてら、市内各所の直売所を巡るのも楽しいものです。 なかでもオクラは、喜入地区が県内有数の産地です。錦江湾を臨む日当たりのよい畑では、夏の間中、熱帯原産らしくハイビスカスに似た黄色い花が咲き、細長く尖った緑色の実が、空に向かって伸びていきます。 太陽の光をたっぷりと浴びて育つ夏野菜は、栄養満点といわれます。とりわけオクラ独特のネバネバの成分は、疲れた胃腸の働きを助け、食欲回復の効き目があるとのこと。地元産のおいしいオクラは、夏バテ予防の強い味方です。 まだまだ続く暑い夏。旬のうまみと栄養がギュッとつまった新鮮なオクラが、食卓でもっともっと活躍することでしょう。維新ふるさと館原田 裕実子さん私のイチオシスポット私のイチオシスポット東川隆太郎さんが語る 下級武士の家柄に生まれた西郷さんは、若い頃から生活のために農作業もしていました。また、吉野町の南洲翁開墾地の碑は、鹿児島に戻った西郷さんが、明治8年に吉野開墾社(私学校の一部)を設立した場所に建てられています。それは、旧士族たちが、昼間は開墾、夜は学問に励む場でした。 西郷さんが、ここから馬を引いて帰る途中、収穫したさつまいもを積んだ馬が下の畑に落ちてしまったという場所には、駄馬落の跡として「積荷は唐芋、曳ひき手は西郷南洲翁」と刻まれた石碑が建てられています。明治維新を成し遂げた西郷さんですが、そんなほほえましい一面もあり、完ぺきではないところが、西郷さんの魅力の一つではないでしょうか。「馬を引くのは苦手だった?西郷さん」駄馬落の跡 MAPC?1イメージ図謹んでお見舞い申し上げます このたびの九州北部豪雨により犠牲となられた皆様のご冥福を衷心よりお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。 一日も早い住民生活の安定と復旧を心からお祈り申し上げます。かごしま探検の会東川 隆太郎さん