ブックタイトル2017かごしま市民のひろば6月号

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概要

2017かごしま市民のひろば6月号

2017年(平成29年)6月号かごしま市民のひろば特集2防災に王道なし!状況によっては①②どちらも正解 大きな地震が起こったときは「②まずは身を守る」ことが基本。しかし、家屋の倒壊の恐れがあるときなど、家の中にいることが危険なときは「①急いで外へ逃げる」が正しいこともあります。 災害が起こったときの行動に「必ずこうすればいい」はなく、人それぞれの状況や災害の状況により変わってきます。さまざまな状況を想定し、どのように行動すればよいか考えておきましょう。 災害時は、誤った判断が命取りになることもあります。基本的な防災の知識を持っておきましょう!「避難行動編」の答えは3面を、「非常持出品・家庭内備蓄編」の答えは4面をご覧ください 市が発令する避難を促す情報のうち、最も緊急性の高い「避難指示(緊急)」が出てから避難を開始すればよい こんろを使っているときに大きな地震が起こったら、最優先で火を消して、それから安全な場所に身を隠すとよい 地震で家屋が被害を受け、危険な状態にあり、余震の発生の恐れがあるときは、公園などの「指定緊急避難場所」に避難する「災害が起きたとき、一番大切なことは、みんなで助け合うこと」 県住会長になって4年、毎年、防災訓練を実施する中で、地域の皆さんに繰り返し伝えてきたのは「共助」の大切さでした。 私たち県住会は、24棟の県営住宅からなりますが、丘陵地にあるため指定避難所への移動も坂を上らなければならず、避難に手助けを必要とする高齢者も多いのです。 そのような中、防災研修会や熊本地震で、災害の実態を見聞きし、消防や警察などの「公助」を待っていては手遅れになることがあるという現実を知りました。防災訓練や備蓄品などの準備はもちろん、「共助」を進めるために大切なことは、日ごろからの交流だと感じています。 今年、地域で交流を深めてもらおうと、周辺4つの町内会が合同で地引き網体験のイベントを開催しました。子どもから大人までたくさんの住民が参加し、協力して網を引くことで普段、関わることのない人たちとも交流することができました。 参加してただ楽しいというだけでなく、お互いが顔を知り、喜びを分かち合うことが、いざというときに助け合える関係性を築く秘訣だと思っています。未来を担う若い皆さんにもこの思いを引き継いでいってほしいですね。「地域の交流・喜びが  いざというときの力に」緑ケ丘町で地域の交流促進に取り組む吉本さんに聞きました 地震や台風の被害による断水に備え、水は大人1人につき1日分3リットルを最低3日分準備しておく 食糧の備蓄は、物流やライフラインの停止に備えて、乾パンや缶詰、レトルト食品などを最低3日分準備しておく 食糧をすぐに入れられるように非常用持出袋は台所に置いておく危機管理課田嶋主査8・6豪雨災害のつめ跡Interview 突然発生する地震や頻繁に接近する台風、活火山桜島と共生する地でもある鹿児島にとって、災害は「いつか」起こる存在だといえます。 実際に被害にあわないことの方が多いため「今回も大丈夫だろう」と思いがちですが、突然襲ってくる自然災害の脅威から自分自身や家族を守るためには、「いつも」備えておくことが大切です。【危機管理課?216・1213・1513D226・0748】「いつか」起こる災害に「いつも」備えておく■避難行動編■非常持出品・家庭内備蓄編~あなたの防災知識をまずチェック~意外と知らない!? 防災〇×クイズQ1 Q4Q2 Q5Q3 Q6防災訓練では炊き出しも取り入れました4町内会が合同で地引き網体験を行いました×○×○??×○??×○??×○??×○??×○??緑ケ丘県住会会長 吉本 猛さん表紙防災クイズの答え