ブックタイトル2017かごしま市民のひろば2月号

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概要

2017かごしま市民のひろば2月号

 高齢化や核家族化が進む中、高齢者の介護を社会全体で支える介護保険は、保険料と国・県・市の公費で成り立っています。介護が必要な状態になったとき、できる限り自立した生活を送るために、程度に応じたさまざまなサービスを利用できます。現在、本市では約3万人が介護認定を受けており、今後も利用者が増え続けることが見込まれます。 要支援の人が利用できる介護予防サービスのうち、訪問介護(ホームヘルプ)と通所介護(デイサービス)が4月から「総合事業」(=介護予防・日常生活支援総合事業)に変わります。 「総合事業」は、多様なサービスを提供し、さらに効果的・効率的に介護予防を進めようとするものです。 具体的な内容は以下のとおりです。※ここでは総合事業の「介護予防・生活支援サービス事業」を紹介します 皆さんが健やかに生活し、介護が必要な状態にならないように予防することも大切です。 予防の方法はさまざまですが、保健所が行っている取り組みを紹介します。  ※ここでは総合事業の「一般介護予防事業」を紹介します65歳以上の人は原因を問わず、40歳から64歳までの医療保険に入っている人は初老期の認知症などによる特定の病気で、・介護が必要な状態(寝たきり・認知症など)や・支援が必要な状態(日常生活の手助けが必要)になったとき・利用者負担は1割か2割・認定区分ごとに限度額あり( 超過分は自己負担)居宅介護支援事業者のケアマネジャーが作成したケアプランに従って、右の介護サービスを利用します長寿あんしん相談センターの保健師などが作成した介護予防ケアプランに従って、右の介護予防サービスを利用します 介護保険のサービスは、主に在宅サービスと施設サービスがあります。※ここでは在宅サービスを紹介します①訪問介護(ホームヘルプ)③短期入所生活・療養介護 (ショートステイ)②通所介護(デイサービス)④福祉用具貸与や住宅改修費支給40歳以上の人全員65歳以上は原則年金からの特別徴収(天引き)です40歳?64歳は医療保険の保険料と一緒に納めますすでに要支援の認定を受けている人が上の表のサービスのみを利用するときは、介護認定の更新手続きではなく、より簡単な手続きを選ぶこともできます介護予防などを目的に、住民主体の通いの場で取り組む新しい体操がこのたび完成しました。3月9日開催の「介護予防で元気力アップ体操講習会」で初披露します。詳しくは19面をご覧ください知っておきたい?4月から要支援のサービスが変わります?介護保険問い合わせ先介護保険制度介護保険課総合事業長寿支援課介護予防保健予防課? はじめに?「総合事業」が4月からスタートします? できるだけ介護を必要としないために? どんなサービスがあるの?サービスの対象者保険料の負担サービスの利用者負担(原則)要介護1?5要介護1?5非該当3万人は制度開始時(平成12年度)の約3倍です原則として申請から30日以内に認定結果が通知されます市内17カ所の長寿あんしん相談センターでは、保健師やケアマネジャーなどが相談に応じています。家族の介護で困ったときなど、なんでも相談してください。サービスを利用するには、右のとおり介護認定の手続きが必要ですよ。例えば、現在、訪問介護(ホームヘルプ)を利用している人で、身体介護(入浴などの介助)は必要でないときは、生活援助(調理などの支援)のみの「生活支援型訪問介護」に変更するなど、自分に合ったサービスを選ぶことができるようになりますよ。?いきがいを持って、生涯現役!?介護予防のため、毎日コツコツ運動する習慣と、バランスの良い食事で、やせすぎ・肥満防止を心掛けましょう。また、家に閉じこもらず、外で人とふれあったり、社会に参加したりすることで、生きがいができ、「生涯現役」につながります。保健所では体操や講座、相談など、皆さんの健康づくりを応援しています(右表)。介護認定の有無にかかわらず65歳以上の全ての人が対象で、各保健センターや保健福祉課で無料で実施しています。詳しくは保健予防課にお問い合わせください。特別養護老人ホームへの入所などの施設サービスは直接施設に申し込んでください。市ホームページも参考にしてくださいね。居宅での身体介護(入浴・排せつなどの介助)と生活援助(調理・洗濯などの支援)介護老人福祉施設などに短期間入所通所介護施設での食事・入浴などの日常生活上の支援や生活行為向上の支援(日帰り)歩行器などの福祉用具の貸与、手すり設置などの住宅改修費の支給在宅サービス (主なもの)市役所(本庁・支所)の介護保険窓口で申請対象者との面接や主治医の意見を基に審査認定結果の通知認定訪問型サービス通所型サービスサービス名予防型訪問介護生活支援型訪問介護訪問型個別支援予防型通所介護ミニデイ型通所介護運動型通所介護口腔機能向上・栄養改善内 容居宅での身体介護と生活援助居宅での生活援助閉じこもりの人などへの訪問による支援通所施設での運動・食事など(日帰り)通所施設での運動など(約3時間)運動機能の向上支援(約2時間)口腔や栄養の個別支援利用者負担額(1割)の例週1回利用1,168円/月週1回利用923円/月無料要支援1は1,647円/月※食費は別途必要要支援1は1,296円/月※食費は別途必要337円/回口腔450円/回栄養370円/回ポイント現行と同じサービス身体介護を含まない生活援助のみのサービス訪問で相談を受けるサービス現行と同じサービス短時間でのデイサービス機能訓練に特化したサービス口の機能の訓練や食事指導のサービス補足補足補足住民主体の通いの場住民の皆さんが主体的に毎週活動する集まり。体操などによる健康づくりを実施お達者クラブ介護予防で元気な仲間をつくる集まり。体操や健康講座などを実施健康教育認知症予防やロコモ予防などの健康教室健康相談医師・保健師・栄養士による、介護予防や心身の健康に関する個別相談介護で困ったときは、 長寿あんしん相談センターにご相談を長寿あんしん相談センター(地域包括支援センター)[本部] ?813-1040   (FAX813-1041)要介護(黒)と要支援(白)平成27 年度21,200 人9,500 人11,600 人26,000 人37 年度見込本市の介護認定者よく聞くけど介護保険って?気軽に相談できるのね。要支援1・2要支援1・2今までと何が変わるのですか?要介護の人も関係ありますか?お勧めの選び方はありますか?今すぐ手続きが必要ですか?補足生活支援コーディネーター田島さん(社会福祉士)通所介護(デイサービス)?216-1277(FAX219-4559)?216-1186(FAX224-1539)?803-6927(FAX803-7026)? 対象者は?「総合事業」のポイントは、今までよりも利用できるサービスの種類が増えることです(下表)。今までと同じサービスをそのまま利用することもできますよ。「総合事業」は介護予防のサービスなので、主に要支援の人が対象です。要介護の人は対象ではありません。保健予防課 保健師吉村主査News! 新しい体操ができました!現在、介護予防サービスを利用している要支援の人には、長寿あんしん相談センターの職員が要支援認定の有効期間の更新前に個別にご案内します。それよりも早く「総合事業」のサービスを利用したいときは、長寿あんしん相談センターにご相談ください。13 知っ得情報 かごしま市民のひろば 知っ得情報 12